仕事が忙しい

経済的に余裕がない

現在ハマっている作品がない

……さまざまな理由で、ここ数年同人イベントに足を運んでいません。高校時代の漫研の後輩が、もう20年くらい前から同人誌即売会の主催をやっているので、挨拶がてらイベントを覗いてみたいとは思っているのですが。

最近の同人誌の購入は、もっぱら専門書店(実店舗&通販)です。

ところで、熱心に同人活動をするでもないオッサンは、いったいどんな同人誌を買うのか?

最新アニメの同人誌は買わない

どの時代も、常に最新ジャンルの作品をネタに同人誌を作るサークルはあります。ただ、こういう方々にとって重要なのはジャンル最速の同人誌発行であって、元ネタへの敬意に乏しいことがあるので、いくら放送をリアルタイムで追いかけているアニメ作品の同人誌でも、そう簡単に財布の紐は緩めないことにしています。

むしろ、ある程度出揃ってくることで、差異や多様性、作品への切り口などが見えて面白くなってくるので、そこまではガマンします。

アニパロは一度ジャンルが形成されてからが勝負だと思います。

オリジナル作品購入について

最近はKindleを利用したオリジナル作品を電子書籍化して販売することが割りと一般的になってきています。オリジナル作品オンリー即売会として最大のイベントであるコミティアで、この手法が公開されたからでしょうか?

いっそ、マイナーなオリジナル漫画同人誌は全て電子書籍で購入してもいいくらいです。

そりゃあ紙の本の方が魅力的だし、作者としても印刷した本が売れた方が嬉しいに違いのですが、集まった同人誌の重量を舐めてはいけません。ダンボールにジャンプコミック満載にしたのと同人誌満載にしたのを比べてみれば一発で理解できます。

また、オリジナルで独立した作品という結果、書棚での管理も難しいです。

選択肢があるのなら電子書籍での購入がオススメです。

実はエロは買わない。

他のオッサンがどうなのかは知りませんが、自分の場合はエロ同人誌を買いません。

というのも、あまりに内容が似通っていて、見ていて既視感がハンパないのです。しかも、ただでさえ薄くて高い同人誌が、エロになるとますます薄くなり、そのうえ高くなります。同じような内容の本を何冊も買うことに興味はありません。

突き抜けちゃえばいいんだけどね。

ちなみに最後に買ったエロ同人誌は蛸壺屋のけいおん本です(笑)

同人誌でしか読めない本

ネットでも読めず関連書籍もないような本はできるだけ購入したい。

ローカル線の各駅紹介、自転車旅行、地酒&地ビールのレビュー、コンビニフード比較、漫画家イラストレーター相関図、映画館スクリーンレビューなど、こんな切り口があったか!と目からウロコな題材を取り扱う同人誌もあります。

ただ、こういった同人誌の中には年2回のコミックマーケットに出すためだけにでっち上げた薄い本(物理的ではなく内容がね)もあるので、可能な限り内容を確認してからの購入が大切です。

まとめ

流行り廃りに関係なく興味のある同人誌を購入するというのは当たり前のことですが、年をとるとその内容がより深くなってくるように思えます。覇権ジャンルを追いかけるのは若いものに任せて、オッサンは我が道を行ってほしいですね。

自分もそんな道を目指します。